睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群という病気をご存知でしょうか。

ご自分やご家族がいびきに悩まされている方はよくご存じだと思いますが、普段いびきと無縁の場合には、知らない方多いそうです。

睡眠時無呼吸症候群の問題として、報告が少ないという現状があるようです。

実際に睡眠時無呼吸症候群の可能性が高くでも自覚症状がなく、そのままにしているケースが多いそうです。

しかし、実際に病院に来た人の中で重症度と診断された患者数は、300万人以上となっているそうで、今その数は徐々に増加しているそうです。

いびきを自覚していないうちに、どんどん進行してしまっていることが多いようです。

ここでは、この睡眠時無呼吸症候群について詳しく見ていきたいと思います。

 

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に数秒間呼吸が止まる病気のことです。

Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、SASと呼ばれています

1晩(7時間とする)の睡眠中に、30回以上無呼吸がある場合には、SASと見なされます。

1時間あたりでは、5回以上無呼吸がある場合とされています。

睡眠1時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計回数をAHI=無呼吸低呼吸指数と呼んでいます。

このAHIの数字によって、SASかどうかの診断を受けることになり、SASと診断された場合には、治療に対して保険が適応されることになります。

この原因は、大きく2つに分けられます。

 

  • 1つ目は閉寒性睡眠時無呼吸タイプ

これは、上気道が何らかの原因で狭くなることにより、呼吸が止まってしまうということです。

 

  • 2つ目は、中枢性睡眠時過呼吸タイプ

これば、呼吸中枢の異常によるものとされています。

 

睡眠時無呼吸症候群が増えている理由は?

睡眠時無呼吸症候群が増えている理由

SASの原因は、上気道が狭くなることが原因となっているようです。

上気道が狭くなることで、空気がスムーズに通らなくなりいびきと引き起こすのです。

この理由の1つに肥満があります。現代人の肥満は大きな問題です。

食生活が悪いことや運動不足によりどんどん肥満人口は増えていると言われています。

また、ストレス社会も大きな要因です。

現代人は常にストレスが溜まっていると言われています。

このストレスがいびきを引き起こしてしまうのです。

また、顎が小さいことも原因の一つと言われています。

現代人は、昔の人に比べてどんどん顎が小さくなっているそうです。

子供の頃に固いものを食べないことが多く、顎の成長が不十分になるようです。

また小顔ブームの影響もあり、顎をシャープにしようという傾向があるようです。

これもいびきの原因になると言われています。

 

睡眠時無呼吸症候群の影響

睡眠時無呼吸症候群の影響

SASが重症化すると、死亡率を約4倍に上昇されると言われています。

まず、ひどい睡眠障害により、昼間の生活に支障が出ます。

強い眠気により、居眠り運転や労働災害を引き起こしてしまったというケースが実際にたくさんあるようです。

さらに、睡眠中に呼吸が止まることにより、血液中の酸素が不足してしまうので、動脈硬化や不整脈の原因になることもあるようです。

またぐっすり眠れないことは、血圧や血糖値を上昇させることもあると言われています。

実際に、SASの症状のある方の中には、高血圧や心臓病、脳卒中、糖尿病を合併している方が多いそうです。

 

以上、いびきが悪化すると引き起こされる、睡眠時無呼吸症候群について見てきました。

現在、このSASの患者数は増えているそうです。

また自覚がなくても、SASの可能性のある方は非常に多いようです。ぜひ、ご家族でお互いの睡眠状態を確認してみると良いでしょう。

悪化してしまうまえに、きちんとケアしていきたいですね。